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みやび洗しみ抜研精会 - 活動報告

今月の講習会は、
静岡 日本しみ抜き研究会 鶴田晴久先生をお招きしての講習会となりました。

まず、先月静岡で行われた「しみ抜き交流会」に出席した指導員から報告をしてもらい、
その後、鶴田先生から「日本しみ抜き研究会」ではどの様な講習方法が行われているのかをお話して頂きました。
そして、「色修正」における「色の三元色」についての講義が行われました。

今月は鶴田先生がおいでになるという事で、沢山の現物を持ち寄ったので、
早速「現物処理」を行う事になりました。

その中で注目だったのは、”総絞りの振袖に付いた古い黄変しみ”です。
資料(212).JPG

 

この「しみ抜き」は非常に難易度の高い事例です。
資料(214).jpg資料(216).JPG

 

生地にダメージを与えないように慎重に作業して、
ほぼシミを落としたのですが、ほんの少し薄らと残った所へ
染色補正を施したら、ほとんど判らなくなりました。

資料(217).jpg

 

毎年の事ながら、講義に来ていきなり難易度の高い品物のしみ抜きを頼まれ、
素早く対処、処理出来ることは凄い事だと思います。
それは、長年の経験と研究があっての事なのだと今更ながら感心してしまいます。

 

2009年07月08日 (14年前)

「汚れの重さ、体験しませんか?」

今回は、稲村ドライの「黄ばみ取り」の事例を紹介します。

資料  (134).JPG資料  (135).JPG資料(169).JPG資料(170).JPG

 

品 物 :ジャケット・スラックス
品物の色:グレーストライプ、グレー
組成表示:毛100%
状 態 :ドライクリーニング処理だけの繰り返しで、
     汗等の蓄積により黄変しみが出来た。
処 理 :ドライクリーニング後、復元加工。残ったシミを漂白処理した。

資料  (136).JPG資料  (137).JPG資料(175).JPG資料(174).JPG

 

ドライクリーニングでは水溶性の汗の汚れは落としきれないので、
汚れが蓄積して「黄ばみ」が発生してしまいます。
しかし、適切な処理をすれば、殆どの物は綺麗になるんです。

では何故?適切な処理が行われず、このような状態になってしまうのでしょうか?

「適切な処理方法が出来ない」・・・・ウ~~ン!?
「色々な事情から、手間を掛けられない」・・・・チェーン店などに有りがち?
「お預かり時の説明不足(ご案内をしない)」・・・・コミュニケーション不足?

ほとんどの場合、お客様が品物を依頼される時は”何も言わずにお任せ”ではないでしょうか?
その場合、ウール製品ですと洗濯表示は「ドライクリーニング」になっているので
通常はドライクリーニング処理しか行われません。(ほとんどのクリーニング店はそうです)
汗などの汚れはドライでは落としきれないので、蓄積して「黄ばみ」が出てきます。

ではどうすれば良いのか?

お客様の御品物の状態を見極められる店へ依頼する事。
私達、みやび洗研精会会員店では、受付時に検品し、
ウエットクリーニング処理(黄ばみ取り)等の適切な処理方法をご提案させて頂いております。

資料(204).jpg資料(205).jpg

 

ウエットクリーニングした品物を着たお客様に
「何だか服が軽くなったみたい」と言われる事があります。
重く感じたのは”汚れの重さ”ですね。
貴方も「汚れの重さ、体験しませんか?」

 

稲村ドライのホームページ・・・・こちら

2009年06月13日 (14年前)

6月の講習会は、中村・貝瀬指導員による
    「刷り込みによる模様描き」実技をしました。

資料(185).jpg題材は「藤の花」
「藤の花」の模様はみやび洗のマークにも使われている花です。

 

まずは見本の模様を「型紙」に写し取り、型抜きをします。

資料(186).jpg

資料(191).jpg

 

この時、綺麗に型を抜かないと出来あがりに影響するので
丁寧に型をデザインナイフで切り抜いていきます。
とても細かい作業なのですが、皆さん集中して作業しています。

資料(189).jpg

資料(190).jpg

 

型が出来たら「刷り込み」作業に入ります。
この刷り込みにも特別なテクニックが要ります。
ただやみくもに刷り込んだだけでは色がにじんだり、裏にまで染料が浸透してしまうので
染料の濃度・筆にどの位染料を付けるか・刷り込み時の方法、力加減など
熟練の技術が必要なのです。

資料(184).jpg

資料(192).jpg

 

出来あがった作品です。
「藤の花」といえば”紫”色を想像しますが、
それぞれ個性が出ていて大変素晴らしい出来ばかりでした。

今回の「刷り込みによる模様描き」はしみ抜き技術の一つで、
シミを落とす状況で、どうしても地柄を冒してしまう場合の修正や、
落としきれない場合(ほとんど有りませんが)に同じ柄を上から描く時に使います。

去年の「古町どんどん」のイベントに”模様描き体験”をしましたが、
とても好評だった事を思い出します。
今年も機会があったらまた参加したいので、その時は是非!御体験ください。

2009年06月10日 (14年前)

みやび洗研精会、賛助会員の「有限会社 森山機材」ホームページが出来ました。

moriyama.jpg

 

森山機材さんは、
みやび洗研精会で使用するさまざまな薬剤や、資材を用意したり、
クリーニング機械の修理・メンテナンスまで幅広く対応しています。

 

新潟県内はもちろん、県外のクリーニング店が”森山機材取扱、こだわりの品”
を求めたなら、素早く対応してくれます。
注文も電話の他、ホームページ内の「注文フォーム」より何時でも受け付けています。

 

森山機材ホームページ、コンテンツ「クリーニング豆知識」は業界内だけでなく、
消費者の皆様がご覧になっても大変役に立つ情報が満載です。

 

一番の注目は「森山専務ブログ」
専務が忙しく各地を飛び回る中、感じた事や気が付いた事を綴っています。
文章を読むと専務の真面目で思いやりのある人柄が出ていて読んでて心が和みます。

 

有限会社 森山機材ホームページ・・・・こちら

2009年06月03日 (14年前)

今回もしみ抜き担当、後藤指導員の事例を紹介します。

IMG0092.jpg

 

 品 物:半袖セーター
組成表示:ウール100%
品物の色:薄い竹色
 状 態:髪の染料が雨か汗で流れて付いてしまったと思われる

処理方法:髪染めを抜く為の「特製のしみ抜き剤」を調合して
     熱をかけながらしみ抜きをし、その後通常洗い。
     思いの他、染色が強く地色が抜けなかったので良かったです。

IMG0091.jpg

 

しみ抜き時間:30分

お客様に確認を取る前にしみ抜き処理をした為、あまり”しみ抜き代”を頂かなかったとの事。
本来の作業手順ではないのですが、考えるより先に手が動いてしまうんですね(^^;
これは技術のある人に有りがちな事なのかもしれません。

クリーニングショップGOTOのページ・・・・こちら

2009年05月21日 (14年前)

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