6月3日に「みやび洗しみ抜研精会」定例講習会が行われました。

資料(1143).JPG

 

今月の講習内容は、吉田 指導員による「着物の仕上げ」実技講習。

資料(1144).JPG<着物用ハンガーに吊るして、生地の「詰まり」や「変形」を確かめてからプレスをします>

会の教材用着物での講義予定でしたが、会員が持参した着物での実技講習を行いました。

資料(1148).JPG資料(1149).JPG資料(1150).JPG資料(1151).JPG

 

この着物は、裏地が弛んでいる事からも、全体的に表生地が詰まっている事が分かります。
正式な着物の仕上げを行う店であれば、キチンと詰まった表生地を伸ばして仕上げを施すはずですが、
比較的、料金の安い店の中には、詰まった生地を修正せずにシワだけを伸ばすプレスで済ませている所も有るようです。
その判断ですが、吉田 指導員が実施しているように(上の画像)ハンガーに吊るしてみて生地が弛んでいるか確認すれば分かります。

資料(1146).JPG資料(1152).JPG

 

ただ闇雲に生地を引っ張ってアイロンを掛ければ直るような簡単なものではありません。
着物の仕立ての事からどのように、何処を伸ばせば良いのかをポイントを解説しながら講義頂きました。
講習生は、その模様を聞き漏らさないように真剣に講義を受けています。

 


 

午後からは、各自が持参した「現物処理」を行いました。

資料(1157).JPG

 

画像は、「ネクタイにシミが付いたものを、お客様自身で染み抜き処理をして白くスレが出来てしまった」という品物を、大堀 指導員が修正しました。

資料(1154).JPG

 

結果はコチラです。

資料(1155).JPG

 

スレ部分を『染色補正』により修正しました。

講習会の最後には、本日実施した事例と修正法方を会員全員で共有することにより、技術の向上に役立てています。

2012年06月06日 (6年前)

「みやび洗しみ抜研精会」講習会は、毎月第1週目の日曜日が講習日となっているのですが、会場の都合により今月は第2週目に行いました。

資料(1042).JPG

 

まずは新会長からの挨拶に続き、新しく取り寄せた『しみ抜き薬剤』の使用テスト試験を行いました。

資料(1044).JPG

 

「しみ抜き剤」は『シミ』を落とす薬剤ですから、どの種類のシミに効果があるのか?という事を知ることは当然ですが、それ以上にお客様からお預かりする品物に悪影響を与える可能性のある薬剤もあるので、どの素材に使用で来るのか?という事もプロとして把握しておかなければなりません。

今回は実際に数種類の生地にシミをつけて、「シミの落ち具合」と「素材別の対薬品性」を実験してみました。

資料(1043).JPG

資料(1045).JPG

 

< 用意した5種類の試験布です >    < 約10分経過した状態 >

 

アセテートの試験布はすでに溶けはじめています。

 

資料(1046).JPG

< 引き続き、加熱した状態 >

 

しみ抜き剤は「加熱」すると働きが良くなることが、この画像をみても分かります。
しかし、アセテートに続き他の試験布の状態も怪しくなってきたものもありました。

シミを良く落とすしみ抜き剤は、強力な薬剤を使用している場合が多いので、その分品物の生地素材にも影響を与える事もあります。
そのような事も考慮して「染み抜き剤」を使いこなしてこそ、本当に染み抜きが上手い!ということになります。


午後からは「地直しの基礎」を新年度最初の講習日ということで再度行いました。

資料(1048).JPG

 

「色の三原色」等の基礎知識はサラリと終え、今回は『筆の使い方』に重点をおいたものです。

資料(1050).JPG

資料(1051).JPG

 

「地直し」(染色補正)といっても、ただ単に色を塗れば良いものではありません。
そこには「染料の走りのコントロール」「平らに染料を挿してゆく技」など、言葉では表せない様な匠の技術があります。

講習を受けてて思った事ですが・・・・・

「もし、しみ抜き技術を覚えたい!」とお考えの方が居たとしたら、今が入会のチャンスです!!
新年度を迎え、一からしみ抜きの基礎をおさらいしようとしているので、初心者の方も一緒に講習が受けられる体制となっています。

「イヤ、私は基礎は十分理解しているから・・・」という方は、しみ抜き歴30年以上の「研究科」の会員達と一緒に、ワンランク上の技術を研鑽しては如何ですか?

もう一度言いますが、新年度を迎えた今が入会のチャンスです。

 

貴方も「みやび洗研精会」に入会して、一緒に研鑽を重ねませんか?

「みやび洗しみ抜研精会 会員募集」のページ

2012年04月11日 (6年前)

3月のみやび洗しみ抜研精会講習会は、「日本しみ抜き研究会」の小林 清吾 先生をお招きしての講習となりました。
資料(981).JPG

 

毎年3月の講習会にお越し頂き講義して頂くのが恒例となっていますが、いつもにも増して会員の集まりが良いです。
それも毎年内容の濃い講義をして頂いているからに他ならない為でしょう。

資料(980).JPG

資料(982).JPG

 

新会長からの朝の挨拶を早々に済ませ、小林先生よりご講義願います。

最近のクリーニング業界で話題となっている事柄の説明や、「日本しみ抜き研究会」での指導方法のポイントなど、
研精科生を含め、指導員にも今後の指導方法の参考となった講義となりました。



引き続き「実技講習」となります。

 

資料(986).JPG

資料(989).JPG

 

資料(984).JPG

資料(985).JPG

 

資料(987).JPG

資料(1006).JPG

 

資料(999).JPG

資料(988).JPG

 

各自作業に入り、分からない事や上手く行かない事が有ったら質問をして処理します。

資料(1001).JPGコチラは指導員が用意した「テスト布」
3種類のインクの染みを付けたものです。

 

資料(1007).JPG

資料(1008).JPG

 

研精科生が苦労して染み抜き処理をしているのを見て、効率良く処理する方法を先生自ら実践して見せます。

処理をしながら、ポロッと言った一言に大変重要なヒントが有るので、少しも聞き逃す事は出来ません。
今回も『アルコール』を染み抜き処理に使用すると数段処理スピードが上がる方法を教えて頂きました。
アルコールの特性を生かした使用方法ですが、詳しい事は書けないので、聞きたい方は「みやび洗しみ抜研精会」に入会してください。

資料(1003).JPG

資料(1004).JPG

 

そして、染み抜き後の結果がコチラ

資料(1002).JPG

会員皆、綺麗に染み抜き処理した中で、一番早く処理が終わった 若井 研精科生のテスト布を掲載。「若井クリーニング」Facebookページはコチラ。

 

資料(1005).JPG

資料(1009).JPG

 

同じく『タンパク質』のシミを付けたテスト布を先生自ら持参したので、会員で処理をしました。
その後、タンパク質の染み抜きの有効な方法を説明、実際に処理してみせました。
色々な種類の「シミ」の中でも『タンパク質』のシミの処理には時間が掛かると言われていますが、時間を短縮する方法やポイントの説明があり、大変参考となりました。

資料(1011).JPG

資料(1012).JPG

 

講習最後にミーティングを行い、色々な質問に答えて頂きました。

「ウエット・クリーニング」の上手な方法、その中でもクエン酸の利用方法なども参考となりました。

2012年03月07日 (6年前)

平成24年、最初の「みやび洗研精会 講習会」は、積雪により道路状況の悪い中でも誰一人遅れる事なく始まりました。

午前の部は、第10回 平成24年度通常総会 を行いました。

資料(940).JPG

通常の報告・承認も滞りなく進み、今年度の事業計画の中枢である「みやび洗研精会 10周年記念大会」の事が話合われました。

大会の内容や予算等も決まり、新たに会員一丸となり記念大会成功に向けて行きたいと思います。

 

そして役員改選の件で、「新潟みけし洗研精会」発足から現在の「みやび洗研精会」まで、9期18年を会長として会を取りまとめてきた、稲村 公志郎 より、
平成24年度 新会長の 後藤 勝晴 の就任が決まりました。
資料(942).JPG「クリーニングショップGOTO 」のページ

 

新会長の後藤 氏は、副会長兼、指導員として長年みやび洗研精会に貢献されてきて、
しみ抜きに対する独自の考えや、技法にも定評がありますので今後の会の運営にも期待したいです。

新年、第一回目の講習会ということもあり、基本的な小テストを行いました。
資料(943).JPG資料(944).JPG

 

「しみ抜きに使用する薬品」「色修正についての三原色」についての基本的な問題です。
しみ抜き技術は勿論、しみ抜きの基礎的知識についても勉強は欠かせません。

 


午後からは「地色直し」(色掛け)についての講習です。
資料(945).JPG

 

今までも幾度となく「地色直し」については講習がありましたが、更なる技術の向上の為に研鑽を積んでいきます。
資料(946).JPG資料(948).JPG

 

画像は、実技練習用に用意した着物をわざと脱色させ、そこを修正していきます。

色修正していく際も、ただ単に色を挿してゆけば良いものではありません。
そこには「染料の選び方」「使用する筆の選択」「筆使いの方法」「染料のコントロール」等、まだまだ沢山のノウハウがあります。
お客様からご依頼頂き、満足して頂ける技術習得にはこのような日々の鍛練により身に付きます。

資料(949).JPG

 

貴方も「みやび洗研精会」に入会して、一緒に研鑽を重ねませんか?

「みやび洗しみ抜研精会 会員募集」のページ

 

2012年02月08日 (6年前)

先月の講習会は、「静岡 日本しみ抜き研究会」10周年記念大会出席の為、休講となりましたが、
12月のみやび洗講習会は、記念大会に参加した指導員からの報告から始まりました。

資料(897).JPG

資料(896).JPG

地元静岡を始め、新潟・大阪・北海道のしみ抜き研究会が集まり、振興を深めると共に普段の研究結果等を話合ったそうです。

そこに参加した指導員より「地直し」(生地の地色が抜けた場合の修正法)の新しい修正方法を勉強してきたので、今後の指導に取り入れて行きたいという報告があり、次回の講習会が楽しみです。

タイムリーな事に、前々回の講習会時に出された「地直しテスト布」の提出期限日だったので、その報告。

資料(883).JPG

 

上の画像を見ても分かる通りインクの染み自体は、会員全員が問題無く落としてしまったレベルのものなので、今回は「地直し」に集中して報告します。

資料(884).JPG

資料(885).JPG

資料(886).JPG

 

自宅に持ち帰り処理してきた会員もいれば、講習会時にササッと修正してしまう会員もいます。

資料(887).JPG

資料(888).JPG

 

完成したテスト布を集め、審査後に綺麗に修正できた会員より修正法について解説して貰いました。

資料(894).JPG

資料(893).JPG

資料(895).JPG

(左上:波多野 会員)
(右上:後藤 指導員)
(左:貝瀬 研精科生)

 

後藤 指導員・波多野 会員は周知の通りの技術の持ち主ですが、
今回の結果で以外と(失礼!)上手く修正できていたのが、昨年入会したばかりの貝瀬 研精科生でした。
「地直し」には知識と技術は当然必要ですが、その他に”センス”というのも少なからず必要なのでは?と思います。

今回の結果のように、気を抜いていると後輩に抜かれてしまう!という事も起こりかねませんので、
会員全員で行う「テスト布」のようなモノを定期的に実行し、技術の研鑽を図ってゆく事が大切だと痛感した講習会でした。

 

「クリーニング ショップ GOTO」のページ

「はたのクリーニング」のページ

「貝瀬ドライクリーニング店」のページ

2011年12月07日 (6年前)

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19

このページの先頭へ