今月のみやび洗講習会は

お客様からお預かりした品物を実際にしみ抜き処理をする
現物処理」を全般に行いました。

Tシャツのプリント部分が剥げてしまったものの修正や、

生成色の麻ジャケットに付いた黄変シミ抜き、

シルクネクタイに付いたタンパク質のしみ抜き、

訪問着の襟部分に付いた化粧品シミ抜き、

ウールスラックスの股部分の尿のシミ抜き、

まだまだ沢山の品物を処理していましたが、
それぞれのシミの状態・品物の素材などを考慮して、
一番適切な方法を話合いながら処理していきました。

皆さんそれぞれ技術があり、自店での処理も当然出来るのですが、
あえて講習会に持ち寄る事により、新しい発見をすることもあります。

この様に私共「みやび洗研精会」はお互いに切磋琢磨して技術の研鑽に努めています。

 

PS:今年も「古町どんどん」に参加することになりました。
   どの様な内容で参加するかは決まっていませんが、
   昨年実施したハンカチに”刷り込み”による模様描きのような
   楽しいものを考えているので、是非!見に来てください。
   10月の10日(土)・11日(日)です。

2009年09月08日 (8年前)

8月のみやび洗講習会は”夏休み”ということでありませんでした。

そこで今回は「みやび洗研精会」オフィシャルサイト
      「有限会社 森山機材」さんのホームページを
制作して頂きました「Can-Ta Design」(キャンタ・デザイン)さんを紹介したいと思います。

can-ta.jpg

 

今の時代、ホームページは当たり前の世の中になってますが、
いざ作ろうと思っても専門的な知識が無ければ素人では難しいです。
そこで制作会社に依頼するとしても、結構な値段がするのが現状です。

しかしデザイナーさんの御好意で特別に、良心的な価格で制作して貰いました(^0^)v
(詳しい事は書けませんが、相場を知っている人が聞いたらビックリする値段です)
もし、「自分の店のホームページが欲しい」とお考えの方が居ましたら、
一度、御相談してみてください!(ホント、オススメですよ!)

 

デザイナーから一言、

「ウェブデザインだけではなく、GoogleやYahoo!などの検索エンジン対策のご相談や、
 名刺デザイン、ちらしのデザイン等もお引き受けします。」

 

Can-Ta Design・・・・こちら←クリック

2009年08月06日 (8年前)

今月の講習会は、
静岡 日本しみ抜き研究会 鶴田晴久先生をお招きしての講習会となりました。

まず、先月静岡で行われた「しみ抜き交流会」に出席した指導員から報告をしてもらい、
その後、鶴田先生から「日本しみ抜き研究会」ではどの様な講習方法が行われているのかをお話して頂きました。
そして、「色修正」における「色の三元色」についての講義が行われました。

今月は鶴田先生がおいでになるという事で、沢山の現物を持ち寄ったので、
早速「現物処理」を行う事になりました。

その中で注目だったのは、”総絞りの振袖に付いた古い黄変しみ”です。
資料(212).JPG

 

この「しみ抜き」は非常に難易度の高い事例です。
資料(214).jpg資料(216).JPG

 

生地にダメージを与えないように慎重に作業して、
ほぼシミを落としたのですが、ほんの少し薄らと残った所へ
染色補正を施したら、ほとんど判らなくなりました。

資料(217).jpg

 

毎年の事ながら、講義に来ていきなり難易度の高い品物のしみ抜きを頼まれ、
素早く対処、処理出来ることは凄い事だと思います。
それは、長年の経験と研究があっての事なのだと今更ながら感心してしまいます。

 

2009年07月08日 (9年前)

「汚れの重さ、体験しませんか?」

今回は、稲村ドライの「黄ばみ取り」の事例を紹介します。

資料  (134).JPG資料  (135).JPG資料(169).JPG資料(170).JPG

 

品 物 :ジャケット・スラックス
品物の色:グレーストライプ、グレー
組成表示:毛100%
状 態 :ドライクリーニング処理だけの繰り返しで、
     汗等の蓄積により黄変しみが出来た。
処 理 :ドライクリーニング後、復元加工。残ったシミを漂白処理した。

資料  (136).JPG資料  (137).JPG資料(175).JPG資料(174).JPG

 

ドライクリーニングでは水溶性の汗の汚れは落としきれないので、
汚れが蓄積して「黄ばみ」が発生してしまいます。
しかし、適切な処理をすれば、殆どの物は綺麗になるんです。

では何故?適切な処理が行われず、このような状態になってしまうのでしょうか?

「適切な処理方法が出来ない」・・・・ウ~~ン!?
「色々な事情から、手間を掛けられない」・・・・チェーン店などに有りがち?
「お預かり時の説明不足(ご案内をしない)」・・・・コミュニケーション不足?

ほとんどの場合、お客様が品物を依頼される時は”何も言わずにお任せ”ではないでしょうか?
その場合、ウール製品ですと洗濯表示は「ドライクリーニング」になっているので
通常はドライクリーニング処理しか行われません。(ほとんどのクリーニング店はそうです)
汗などの汚れはドライでは落としきれないので、蓄積して「黄ばみ」が出てきます。

ではどうすれば良いのか?

お客様の御品物の状態を見極められる店へ依頼する事。
私達、みやび洗研精会会員店では、受付時に検品し、
ウエットクリーニング処理(黄ばみ取り)等の適切な処理方法をご提案させて頂いております。

資料(204).jpg資料(205).jpg

 

ウエットクリーニングした品物を着たお客様に
「何だか服が軽くなったみたい」と言われる事があります。
重く感じたのは”汚れの重さ”ですね。
貴方も「汚れの重さ、体験しませんか?」

 

稲村ドライのホームページ・・・・こちら

2009年06月13日 (9年前)

6月の講習会は、中村・貝瀬指導員による
    「刷り込みによる模様描き」実技をしました。

資料(185).jpg題材は「藤の花」
「藤の花」の模様はみやび洗のマークにも使われている花です。

 

まずは見本の模様を「型紙」に写し取り、型抜きをします。

資料(186).jpg

資料(191).jpg

 

この時、綺麗に型を抜かないと出来あがりに影響するので
丁寧に型をデザインナイフで切り抜いていきます。
とても細かい作業なのですが、皆さん集中して作業しています。

資料(189).jpg

資料(190).jpg

 

型が出来たら「刷り込み」作業に入ります。
この刷り込みにも特別なテクニックが要ります。
ただやみくもに刷り込んだだけでは色がにじんだり、裏にまで染料が浸透してしまうので
染料の濃度・筆にどの位染料を付けるか・刷り込み時の方法、力加減など
熟練の技術が必要なのです。

資料(184).jpg

資料(192).jpg

 

出来あがった作品です。
「藤の花」といえば”紫”色を想像しますが、
それぞれ個性が出ていて大変素晴らしい出来ばかりでした。

今回の「刷り込みによる模様描き」はしみ抜き技術の一つで、
シミを落とす状況で、どうしても地柄を冒してしまう場合の修正や、
落としきれない場合(ほとんど有りませんが)に同じ柄を上から描く時に使います。

去年の「古町どんどん」のイベントに”模様描き体験”をしましたが、
とても好評だった事を思い出します。
今年も機会があったらまた参加したいので、その時は是非!御体験ください。

2009年06月10日 (9年前)

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