3月の講習会報告
今月の講習会は、
日本しみ抜研究会会長 小林清吾先生をお招きしての講習会となりました。

午前中は、今のクリーニング業界の現状とその対策についての講義と、
「セーターの縮み直し」等、様々なウエットクリーニングの方法を解説して頂きました。
午後からは、みやび洗会員が持ち寄った品物を実際に実技処理して頂きました。
こちらは「変退色した江戸妻のハギレ」を
特殊な染料を用いて修正したものです。
”黒”の修正は”赤黒”、”青黒”などざまざま有り、
色を合わせるのが難しい品物ですが、
小林先生が今回お持ちになった染料を使うと
見事に修正することが出来ます。
(画像右側2か所が修正箇所)
小林先生には、毎年お越し頂いておりますが、
そのつど大変為になるお話しと、シミ抜きの実技指導もして頂いております。
今回の講習会も実に充実した一日でした。
それと会員にとって、小林先生がいらっしゃる楽しみがもう一つあります。
それは毎回何かしらの「おみやげ」(サプライズ)を持って来られる事です。
品物とは限らず、最新の情報だったり、皆楽しみにしているんですよね(^^;
又いらっしゃる時は、宜しくお願いしますm(_ _)m
小林先生、今回の講習会は本当に有難う御座いました。
2009年03月03日 (1年前)
研修旅行②
南魚沼といえば「天地人」でおなじみ、直江兼続ゆかりの地。
喜平次景勝と与六兼続が幼少のころ、学問を学んだ「雲洞庵」を見学しました。


こちらの部屋で学問を学んだ。
貝瀬指導員の地元、
南魚沼市塩沢地区は「旧三国街道」沿いの宿場町で、
関東圏と新潟を結ぶ街道の要所として賑わいを見せた地である。
<塩沢牧之通り>

町全体が「雁木つくり」で統一した、とても風情のある町でした。
一見、”蔵”にしか見えない建物が銀行だったりします。
2009年02月12日 (1年前)
研修旅行①
1月31日、2月1日と2日間にわたり当会員である貝瀬指導員の地元、
南魚沼に研修旅行に行ってきました。
まずは織物の地本場「塩沢紬」「本塩沢」「越後上布」を「やまだ織物店」様で見学しました。




一つの反物ができるまでにはいくつもの専門の工程があります。
「着物の柄を設計」「絹糸の染色」「絣作り」「織布」など
まだまだ沢山の工程がありますが、そのひとつひとつが気の遠くなるような手作業です。
中でも立絣に横絣を合わせて糸を1本ずつ織っていく作業は
流石!職人の技だと思いました。
上の画像”御召し”一反を仕上げるのには職人さんの手でも1週間~10日はかかるそうです。
ちなみに価格は最低でも10万円はするそうです。


2000年を記念して200色使いの「本塩沢」と200亀甲の「いろは柄」の着物。
お店の人は簡単にほおり投げていましたが、価格は120万円だそうです。
2009年02月04日 (1年前)
水性しみ抜き剤
前回に引き続き、会で使用している「水性しみ抜き剤」を紹介します。

名称:GTクリーンW(水性しみ抜き剤)
ph:中性
使用繊維:すべての繊維に使用可能です
すすぎ液:水
<備考>
水溶性のしみ抜き時に使用します。
注意しなければいけないのは”熱”をかけるとしみ抜き剤の能力が上がり
品物により「色ハゲ」などを起こす場合があります。
それを利用して移染した品物を浴中などでGT-Wを使い処理する方法もあります。
その他、酵素などを添加して使用する方法もあり。

名称:GTクリーンWT(タンニン系しみ抜き剤)
ph:中性
使用繊維:すべての繊維に使用可能です
すすぎ液:水
<備考>
GT-Wにタンニン系の薬剤を添加したものがGT-WT
ワインなどのシミ抜きに効果を発揮します。(よく落ちます)
2009年01月24日 (1年前)
油性しみ抜き剤
1月はみやび洗の講習会は休み月ですので、会で使用している「しみ抜き剤」を紹介します。

名称:GTクリーンO(油性しみ抜き剤)
ph:中性
使用繊維:すべての繊維に使用可能です
すすぎ液:ゾールですすぎます。
お預かりした品物にシミがあった場合、
GT-Oを付けておきそのままドライする方法もあり
(しみ抜きなどの少量の場合は水でも可)
<備考>
基本的にはGT-Oとモノクロを1:1の割合で混ぜて使用します。
場合によっては原液を使う場合や、色々な溶剤と混ぜて使用する方法もあります。
(クロロホルム等さまざまな薬剤)
注)その場合は繊維の種類を見極めて使用する事!
次回は水性しみ抜き剤を紹介します。
2009年01月12日 (1年前)







