4月に行われた「研精科終了テスト」を返却し、
各指導員より、設問ごとの解説をして頂きました。

着物の取り扱いや、各部の名称など奥が深く、
覚える事が沢山あり、これからも引き続き勉強をしていかなくてはなりません。

その後、吉田指導員より「着物仕上げ実技」が行われました。

資料  (0139).jpg

 

着物は着ているだけで汗や体温により縮み・型崩れを起こします。

資料  (0143).jpg

この留袖は以前当会員店以外に出したと見られ、
適正な修正せずに仕上げられた為、裏地がダブついている。

 

資料  (0145).jpg吉田指導員”特製”の仕上げ器具を使い、
元の型に戻すように仕上げていく。
これほど型崩れした着物を修正するのは
大変時間と手間がかかるので、
着物のクリーニング代はそれなりにかかってしまうが、
本当の仕上げをする店に依頼したのなら適正料金だと納得するはず。

 

資料(0152).jpg<修正仕上げ前>

表の生地が縮んでいるため、
比翼部分が見えている状態。

 

資料 (0153).jpg<修正仕上げ後>

表生地を修正して元の状態に仕上げ直した。

 

2009年05月09日 (9年前)

みやび洗しみ抜研精会の指導員、後藤さんのシミ抜き事例を紹介します。

IMG0041.jpg

IMG0042.jpg

 

 品 名 :婦人ニットジャケット(レリアン)
 
 品物の色:薄いグレー
 
 組成表示:綿50、アクリル45、ナイロン5
 
 備 考 :着ようと思って出したら黄変したシミが付いていた。

 処理方法:油性処理 → 水性処理 
      → 薄く残ったシミを漂白処理 → 石油系ドライ

*極めて色の剥げやすい素材の古くなった黄変シミ抜きです。
 極力、熱を掛けずに処理し、
 地色を壊さずにシミを落とした技術は流石!指導員ですね。
 残念なことに、出来上がった品物の画像を撮り忘れたそうです。

 

クリーニングショップGOTOのページ・・・・こちら

2009年04月22日 (9年前)

静岡日本しみぬき研究会の古谷さんのHPにリンクして頂きました。

「みやび洗研精会」と「日本しみぬき研究会」は

毎年6月にしみ抜き技術交流会を行っており、

今年もお世話になると思います。

去年私も交流会に参加させて頂いたのですが、

それぞれテーブル毎のレベルに合わせた実技講習が行われており、

静岡以外からも沢山の講習生が集まり、とても熱心に講習を受けていました。

講師の先生方も豊富に揃っておられ、全国的にみても羨ましいくらいの会でしょう。

それにも増して皆さんの”技術を会得するぞ!”という姿勢に、

自分自身も良い影響を受けたことを思い出します。

今後とも宜しくお願い致します。

 

しみ抜き技術交流会

2009年04月11日 (9年前)

21年度最初の講習会は、まず「研精科終了テスト」から始まりました。

資料 (8).jpg

 

テストの内容は
「着物の部位の名称」「先染・後染等の染色について」
「和服の取扱方法」「シミの性質やシミ抜き剤の性質」など、
和服取扱い・染み抜きに関しての様々な問題が出題されました。

採点結果はまだ出ていませんが、
研精科生全員、良く勉強してきていたようですから問題ないでしょう。

 

その後、全会員による「試験布による地直しテスト」を行いました。

資料 (1).jpg綿素材の試験布に2か所、色を抜いたものを修正します。
なぜ2か所かというと、
それぞれ”違う漂白剤”を使い色を抜きました。
この事は試験布配布の際に会員には告知していません。

 

資料 (10).jpg

資料 (13).jpg

 

流石!皆、上手く修正していましたが、
中でも波多野さん、吉田指導員の技術は参考になりました。

波多野さんの趣味が”カメラ”というだけあって、
色掛け修正の時の色の微妙な違和感を見るテクニックが素晴らしいです。
色んな角度から確認する事はもちろん、
光線の当たり具合を調整しながら色を合わせていく所は勉強になりました。
波多野さんいわく、
「写真を撮る時は色々なフイルターを使い、光を調整して綺麗に写すんだ」
「だから色掛け修正の時も光線を上手く使いこなすんだよ」だそうです。
具体的な事はココでは書きませんので、講習会の時に聞いてみてください。

吉田指導員の注目すべきところは、
染み抜きの時に使用している”お手製のバキューム”を使い、素早く修正していたところです。
他の会員が一つ目の修正をしている時に、吉田指導員は二つとも修正し終わっていました。
修正技術の巧さには色々あると思いますが、
修正の”スピード”も技術の一つだと思います。

 

資料 (4).jpg

資料(5).jpg


波多野さんのページ
・・・・・こちら

吉田指導員のページ
・・・・・こちら

2009年04月07日 (9年前)

今月の講習会は、
日本しみ抜研究会会長 小林清吾先生をお招きしての講習会となりました。

資料   (116).jpg

 

午前中は、今のクリーニング業界の現状とその対策についての講義と、
「セーターの縮み直し」等、様々なウエットクリーニングの方法を解説して頂きました。

午後からは、みやび洗会員が持ち寄った品物を実際に実技処理して頂きました。

資料   (120).jpgこちらは「変退色した江戸妻のハギレ」を
特殊な染料を用いて修正したものです。
”黒”の修正は”赤黒”、”青黒”などざまざま有り、
色を合わせるのが難しい品物ですが、
小林先生が今回お持ちになった染料を使うと
見事に修正することが出来ます。
(画像右側2か所が修正箇所)

 

小林先生には、毎年お越し頂いておりますが、
そのつど大変為になるお話しと、シミ抜きの実技指導もして頂いております。
今回の講習会も実に充実した一日でした。

それと会員にとって、小林先生がいらっしゃる楽しみがもう一つあります。

それは毎回何かしらの「おみやげ」(サプライズ)を持って来られる事です。
品物とは限らず、最新の情報だったり、皆楽しみにしているんですよね(^^;
又いらっしゃる時は、宜しくお願いしますm(_ _)m

小林先生、今回の講習会は本当に有難う御座いました。

 

2009年03月03日 (9年前)

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