稲村 ドライ<しみ抜き事例>
「汚れの重さ、体験しませんか?」
今回は、稲村ドライの「黄ばみ取り」の事例を紹介します。
品 物 :ジャケット・スラックス
品物の色:グレーストライプ、グレー
組成表示:毛100%
状 態 :ドライクリーニング処理だけの繰り返しで、
汗等の蓄積により黄変しみが出来た。
処 理 :ドライクリーニング後、復元加工。残ったシミを漂白処理した。
ドライクリーニングでは水溶性の汗の汚れは落としきれないので、
汚れが蓄積して「黄ばみ」が発生してしまいます。
しかし、適切な処理をすれば、殆どの物は綺麗になるんです。
では何故?適切な処理が行われず、このような状態になってしまうのでしょうか?
「適切な処理方法が出来ない」・・・・ウ~~ン!?
「色々な事情から、手間を掛けられない」・・・・チェーン店などに有りがち?
「お預かり時の説明不足(ご案内をしない)」・・・・コミュニケーション不足?
ほとんどの場合、お客様が品物を依頼される時は”何も言わずにお任せ”ではないでしょうか?
その場合、ウール製品ですと洗濯表示は「ドライクリーニング」になっているので
通常はドライクリーニング処理しか行われません。(ほとんどのクリーニング店はそうです)
汗などの汚れはドライでは落としきれないので、蓄積して「黄ばみ」が出てきます。
ではどうすれば良いのか?
お客様の御品物の状態を見極められる店へ依頼する事。
私達、みやび洗研精会会員店では、受付時に検品し、
ウエットクリーニング処理(黄ばみ取り)等の適切な処理方法をご提案させて頂いております。
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ウエットクリーニングした品物を着たお客様に
「何だか服が軽くなったみたい」と言われる事があります。
重く感じたのは”汚れの重さ”ですね。
貴方も「汚れの重さ、体験しませんか?」
稲村ドライのホームページ・・・・こちら
2009年06月13日 (14年前)