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みやび洗しみ抜研精会 - 活動報告

4月のみやび洗講習会は「色の三原色」についての講習会でした。

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染み抜きをするうえで、どうしても地色を抜いて染み抜きをしなければならない場合があります。

その場合は、抜いてしまった色を染色補正により修正をしなければなりません。

色を修正するには「色の三原色」の原理を理解していなくては修正が出来ませんので、

今回の講習会では新しく入会した講習生の為と、基本の復習を兼ねての講義となりました。

 

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今回用意したのは「綿の布」「直接染料」「防染糊」(防染用蝋)

 


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上の画のように、三色の染料が交わらないように防染糊で防染をしていきます。

この時にキチンと防染されていないと染めた後が綺麗になりません。

これは昨年、金沢へ加賀友禅の研修旅行に行った時の勉強が役に立っていると思います。

 

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そして染めていきます。

色の交わった部分は混色となり、色が変化しているのが分かります。

 

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出来上がり。

ちゃんと三原色の原理通りに染め上がりました。

この経験を元に、今後の染色補正に役立てていって欲しいです。

 

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ベテラン会員は自分の使っている染料の「カラーチャート」作りや、

ハンカチに「型染」をしたりして、各自それぞれ染料について色々な課題をこなしていました。

 


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2016年04月19日 (8年前)

3月のみやび洗講習会は、新 大堀会長の挨拶から始まりました。

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そして3月の講習会恒例となる静岡の「日本しみ抜き研究会」講師の小林 先生をお招きしての講習会でした。

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前半は「薬品について」の講義。

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使用する薬品の違いにより、シミの動き方にも違いが現れることをテスト布を用いて解説。

その後「カレーのシミ」について解説。

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カレーのシミはしみ抜きをしても最後に少しばかり『黄色み』(色素)が残ることが多く、落とすのに漂白剤等を使用したりしますが、

色柄物の場合にはあまり使用したくないこともあります。

そんな時に、薬品を使用せずに安全に『黄色み』を消す方法を解説して頂きました。

最初、聞いたときには余りにも簡単な方法で拍子抜けしてしまいましたが、

これも立派な技術だと、知識として憶えておきたいと思います。


 

午後からは現物処理

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会員の店に持ち込まれた「Yシャツの胸に付いたインク爆発のシミ」の事例。

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インク爆発のしみ抜きは大変手間の掛かる染み抜きなので、受け付けを断る店も多いと聞きます。

しかし、みやび洗しみ抜研精会ではインク爆発のシミにも対応できるよう日々研鑚を重ねています。

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ビフォーの画像を撮り忘れてしまいましたが、500円玉よりも一回り位大きなインク爆発のシミがしっかり付いていました。

しかし、小林先生に掛かるとシミ抜きの解説をしながら見る見る落として行き、

結果、何処に付いていたか殆ど分からない状態にまでなりました。

本当に巣晴らしい技術だと思います。

 


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2016年03月09日 (8年前)

2月のみやび洗講習会は、27年度の総会が行われました。

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会計報告や28年度の方向性などの話の後、

2期、4年間務めた後藤会長の退任と、新会長の選出が行われました。

そして、新「みやび洗しみ抜研精会」会長に、大堀指導員が就任しました。

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大堀会長のもと、更に進歩した「みやび洗しみ抜研精会」となることを期待します。


 

午後からは各自、現物処理。

 

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2016年02月09日 (8年前)

8月のみやび洗講習会は加賀友禅の勉強のため、金沢へ研修旅行へ行きました。

 

まずは「加賀友禅をもっと身近に感じて頂きたい」

そんな思いから着物・のれんを始めとして、あらゆる素材に加賀友禅の技法を取り入れたものづくりに取り組んでいられる

『 工房久恒 』の見学をしました。

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加賀友禅の歴史の話から、その技法を現代に生かしながら作製した作品の話を

加賀友禅作家 久恒俊治 氏から説明して頂きました。

 

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下の画は加賀友禅の下絵。

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柄を布に書き写し、線に沿って防染したものです。

みやび洗研精会でも勉強の為に防染糊を使って染色をした講習をやったので、この作業がいかに難しく大変技術のいる作業か理解しているつもりです。

防染をしたものを見せて頂きましたが、防染糊が均等に細く引かれている布がとても綺麗に思えました。

ただ細く引くだけでも技術がいるのですが、キチンと防染されているのは余程の技術だと感心致しました。


 

その後、金沢市内の「加賀友禅会館」へ行き見学。

 

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実演していたので少しばかり見学させて頂いていたのですが、

作家の方に「熱心ですねー」と言われてしまいました。

自分としてはそんなに長時間見ていた感覚は無かったのですが、

一般の方はサラッとしか見学していかないのでしょう。

 

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流石!と思ったのは、玄関前に設置してある自動販売機。

柄が「加賀友禅柄」となっていました。


二日目は、日本三名園の一つに数えられる「兼六園」の見学。

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綺麗な庭園をゆっくり散策しながら・・・・と思っていたのですが、

気温35℃を超える暑さの中では自然と早足の見学となってしまいました。

その後、「近江町市場」で各自昼食をとり、帰路につきました。

一泊の研修旅行でしたが、沢山のことを勉強できて大変有意義な旅行となりました。


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2015年08月05日 (8年前)

4月のみやび洗講習会は、「柄描き」(模様描き)の実習でした。

「柄描き」は染み抜きした跡や、染み抜きで落とし切れなかった場合にシミの部分に模様を付けたし処理する方法ですが、

現在は滅多に行う事も少なくなってきた技法かもしれません。

しかし、実際に体験することにより得られる事も多く、染色補正時などに経験を生かしたいと思います。

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以前は↑の画像のように型紙を切り抜き、模様を作っていたので大変手間と技術の掛かる作業でした。

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今回は時代の流れなのでしょうか?「シルクスクリーン」を使用しての柄描きの講習です。

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パソコンで絵柄を読み取り、スクリーンに移し取る事により型紙が出来上がるモノが有ります。

昔みたいにデザインナイフで細かい作業をすることなく、より精密な柄が綺麗に簡単に出来上がります。
本当に技術の進歩には驚かされますが、それにも負けぬように我々の染み抜き技術も研鑽を重ねて行きたいと思います。


午後からは「現物処理」

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皮革製品の染色補正。

 

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今月からもう一人、講習生が加わりました。

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「北陸クリーニング」の平川さん。

 

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新しく講習生が増えたことにより、1年間の【基本科講習】が行われることになりました。

染み抜きの基礎からの講習ですので、染み抜きを覚えたいという方は、

今が入会のチャンスかも知れません。


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2015年04月08日 (9年前)

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