21年度最初の講習会は、まず「研精科終了テスト」から始まりました。

資料 (8).jpg

 

テストの内容は
「着物の部位の名称」「先染・後染等の染色について」
「和服の取扱方法」「シミの性質やシミ抜き剤の性質」など、
和服取扱い・染み抜きに関しての様々な問題が出題されました。

採点結果はまだ出ていませんが、
研精科生全員、良く勉強してきていたようですから問題ないでしょう。

 

その後、全会員による「試験布による地直しテスト」を行いました。

資料 (1).jpg綿素材の試験布に2か所、色を抜いたものを修正します。
なぜ2か所かというと、
それぞれ”違う漂白剤”を使い色を抜きました。
この事は試験布配布の際に会員には告知していません。

 

資料 (10).jpg

資料 (13).jpg

 

流石!皆、上手く修正していましたが、
中でも波多野さん、吉田指導員の技術は参考になりました。

波多野さんの趣味が”カメラ”というだけあって、
色掛け修正の時の色の微妙な違和感を見るテクニックが素晴らしいです。
色んな角度から確認する事はもちろん、
光線の当たり具合を調整しながら色を合わせていく所は勉強になりました。
波多野さんいわく、
「写真を撮る時は色々なフイルターを使い、光を調整して綺麗に写すんだ」
「だから色掛け修正の時も光線を上手く使いこなすんだよ」だそうです。
具体的な事はココでは書きませんので、講習会の時に聞いてみてください。

吉田指導員の注目すべきところは、
染み抜きの時に使用している”お手製のバキューム”を使い、素早く修正していたところです。
他の会員が一つ目の修正をしている時に、吉田指導員は二つとも修正し終わっていました。
修正技術の巧さには色々あると思いますが、
修正の”スピード”も技術の一つだと思います。

 

資料 (4).jpg

資料(5).jpg


波多野さんのページ
・・・・・こちら

吉田指導員のページ
・・・・・こちら

2009年04月07日 (9年前)

今月の講習会は、
日本しみ抜研究会会長 小林清吾先生をお招きしての講習会となりました。

資料   (116).jpg

 

午前中は、今のクリーニング業界の現状とその対策についての講義と、
「セーターの縮み直し」等、様々なウエットクリーニングの方法を解説して頂きました。

午後からは、みやび洗会員が持ち寄った品物を実際に実技処理して頂きました。

資料   (120).jpgこちらは「変退色した江戸妻のハギレ」を
特殊な染料を用いて修正したものです。
”黒”の修正は”赤黒”、”青黒”などざまざま有り、
色を合わせるのが難しい品物ですが、
小林先生が今回お持ちになった染料を使うと
見事に修正することが出来ます。
(画像右側2か所が修正箇所)

 

小林先生には、毎年お越し頂いておりますが、
そのつど大変為になるお話しと、シミ抜きの実技指導もして頂いております。
今回の講習会も実に充実した一日でした。

それと会員にとって、小林先生がいらっしゃる楽しみがもう一つあります。

それは毎回何かしらの「おみやげ」(サプライズ)を持って来られる事です。
品物とは限らず、最新の情報だったり、皆楽しみにしているんですよね(^^;
又いらっしゃる時は、宜しくお願いしますm(_ _)m

小林先生、今回の講習会は本当に有難う御座いました。

 

2009年03月03日 (9年前)

南魚沼といえば「天地人」でおなじみ、直江兼続ゆかりの地。

喜平次景勝と与六兼続が幼少のころ、学問を学んだ「雲洞庵」を見学しました。

 

資料 2  (83).jpg

資料 2  (86).jpg

 

資料 2  (84).jpgこちらの部屋で学問を学んだ。

 

貝瀬指導員の地元、
南魚沼市塩沢地区は「旧三国街道」沿いの宿場町で、
関東圏と新潟を結ぶ街道の要所として賑わいを見せた地である。

資料 2  (96).jpg<塩沢牧之通り>

 

資料  2 (97).jpg

 

町全体が「雁木つくり」で統一した、とても風情のある町でした。
一見、”蔵”にしか見えない建物が銀行だったりします。

2009年02月12日 (9年前)

1月31日、2月1日と2日間にわたり当会員である貝瀬指導員の地元、
南魚沼に研修旅行に行ってきました。

まずは織物の地本場「塩沢紬」「本塩沢」「越後上布」を「やまだ織物店」様で見学しました。

0420.jpg

0440.jpg

0430.jpg

0470.jpg

 

一つの反物ができるまでにはいくつもの専門の工程があります。
「着物の柄を設計」「絹糸の染色」「絣作り」「織布」など
まだまだ沢山の工程がありますが、そのひとつひとつが気の遠くなるような手作業です。
中でも立絣に横絣を合わせて糸を1本ずつ織っていく作業は
流石!職人の技だと思いました。

上の画像”御召し”一反を仕上げるのには職人さんの手でも1週間~10日はかかるそうです。
ちなみに価格は最低でも10万円はするそうです。

0550.jpg

0600.jpg

 

2000年を記念して200色使いの「本塩沢」と200亀甲の「いろは柄」の着物。
お店の人は簡単にほおり投げていましたが、価格は120万円だそうです。

2009年02月04日 (9年前)

前回に引き続き、会で使用している「水性しみ抜き剤」を紹介します。

0004.jpg

 

  名称:GTクリーンW(水性しみ抜き剤)
  ph:中性
使用繊維:すべての繊維に使用可能です
すすぎ液:水

<備考>

水溶性のしみ抜き時に使用します。
注意しなければいけないのは”熱”をかけるとしみ抜き剤の能力が上がり
品物により「色ハゲ」などを起こす場合があります。
それを利用して移染した品物を浴中などでGT-Wを使い処理する方法もあります。
その他、酵素などを添加して使用する方法もあり。

 

020.JPG

 

  名称:GTクリーンWT(タンニン系しみ抜き剤)
  ph:中性
使用繊維:すべての繊維に使用可能です
すすぎ液:水

<備考>

GT-Wにタンニン系の薬剤を添加したものがGT-WT
ワインなどのシミ抜きに効果を発揮します。(よく落ちます)

 

2009年01月24日 (9年前)

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19

このページの先頭へ