研修旅行②
南魚沼といえば「天地人」でおなじみ、直江兼続ゆかりの地。
喜平次景勝と与六兼続が幼少のころ、学問を学んだ「雲洞庵」を見学しました。
こちらの部屋で学問を学んだ。
貝瀬指導員の地元、
南魚沼市塩沢地区は「旧三国街道」沿いの宿場町で、
関東圏と新潟を結ぶ街道の要所として賑わいを見せた地である。
<塩沢牧之通り>
町全体が「雁木つくり」で統一した、とても風情のある町でした。
一見、”蔵”にしか見えない建物が銀行だったりします。
2009年02月12日 (15年前)
研修旅行①
1月31日、2月1日と2日間にわたり当会員である貝瀬指導員の地元、
南魚沼に研修旅行に行ってきました。
まずは織物の地本場「塩沢紬」「本塩沢」「越後上布」を「やまだ織物店」様で見学しました。
一つの反物ができるまでにはいくつもの専門の工程があります。
「着物の柄を設計」「絹糸の染色」「絣作り」「織布」など
まだまだ沢山の工程がありますが、そのひとつひとつが気の遠くなるような手作業です。
中でも立絣に横絣を合わせて糸を1本ずつ織っていく作業は
流石!職人の技だと思いました。
上の画像”御召し”一反を仕上げるのには職人さんの手でも1週間~10日はかかるそうです。
ちなみに価格は最低でも10万円はするそうです。
2000年を記念して200色使いの「本塩沢」と200亀甲の「いろは柄」の着物。
お店の人は簡単にほおり投げていましたが、価格は120万円だそうです。
2009年02月04日 (15年前)
水性しみ抜き剤
前回に引き続き、会で使用している「水性しみ抜き剤」を紹介します。
名称:GTクリーンW(水性しみ抜き剤)
ph:中性
使用繊維:すべての繊維に使用可能です
すすぎ液:水
<備考>
水溶性のしみ抜き時に使用します。
注意しなければいけないのは”熱”をかけるとしみ抜き剤の能力が上がり
品物により「色ハゲ」などを起こす場合があります。
それを利用して移染した品物を浴中などでGT-Wを使い処理する方法もあります。
その他、酵素などを添加して使用する方法もあり。
名称:GTクリーンWT(タンニン系しみ抜き剤)
ph:中性
使用繊維:すべての繊維に使用可能です
すすぎ液:水
<備考>
GT-Wにタンニン系の薬剤を添加したものがGT-WT
ワインなどのシミ抜きに効果を発揮します。(よく落ちます)
2009年01月24日 (15年前)
油性しみ抜き剤
1月はみやび洗の講習会は休み月ですので、会で使用している「しみ抜き剤」を紹介します。
名称:GTクリーンO(油性しみ抜き剤)
ph:中性
使用繊維:すべての繊維に使用可能です
すすぎ液:ゾールですすぎます。
お預かりした品物にシミがあった場合、
GT-Oを付けておきそのままドライする方法もあり
(しみ抜きなどの少量の場合は水でも可)
<備考>
基本的にはGT-Oとモノクロを1:1の割合で混ぜて使用します。
場合によっては原液を使う場合や、色々な溶剤と混ぜて使用する方法もあります。
(クロロホルム等さまざまな薬剤)
注)その場合は繊維の種類を見極めて使用する事!
次回は水性しみ抜き剤を紹介します。
2009年01月12日 (15年前)
謹賀新年
あけまして
おめでとうございます
本年もクリーニング・しみ抜きの専門機関の
みやび洗しみ抜研精会を宜しくお願い申しあげます
みやび洗しみ抜研精会
会長 稲村 公志郎
2009年01月01日 (15年前)