11月の講習会は、新工場を建てた協栄ドライさんの工場にお邪魔して現物処理などを行ってきました。
S__79470708.jpg

・工場内
工場内の動線などを確認し、自工場に応用しようと皆が色々と質問をしていたのが印象的でした。

S__79470702.jpg

・しみ抜き台

S__79470704.jpg
受付からもしみ抜きが見られる作りになっているため考えられたつくり。
うん、良いな~

・現物処理(黄変した化学繊維+シルクのブラウス)
S__79470706.jpg
かなりきれいになりました!
S__79470705.jpg

・石油系ドライクリーニングの溶剤の酸化値チェック
きれいに使われてます!
S__79470707.jpg

◆スーツジャケットの仕上げの講習
近さんよりスーツのジャケットの仕上げを学びました。
ポイントを押さえ、一回所ずつ丁寧に仕上げをしていくからこそできるきれいな仕上がりと感心しました。
写真はなく、動画ですので社外秘で笑

午後からは、今回施行を変え、懇親会バーベキューをすることに。
S__79470709.jpg
柏崎、村上からは海の幸、鮮魚、魚介、村上牛など特産物を。魚沼ではおいしいお米、漬物などをおいしくいただきました。
S__79470710.jpg
S__79470711.jpg

メンバーは北は村上、南は柏崎、海を越え佐渡から、そして魚沼と、これだけ広い地域のメンバーがいるからこそできるバーベキューでした。
S__79470712.jpg
S__79470713.jpg

S__79470715.jpg

こんな感じで楽しみながら、勉強していく団体、それがみやび洗いです!

 

 

 

2019年11月24日 (13日前)

10月に入り肌寒くなりましたね。

今回も秋物に備え講習会が始まりました。

今年の各会員や商材屋さんの工場で講習会を行う方向性で講習会を開催してます。

次回に備え、「ドライクリーニングの注意点や漂白の仕方」の事前講習を行いました。

後には現物処理。

◆カビの生えた藍染ののれんのシミ抜き

20191006_191006_0006.jpg

20191006_191006_0007.jpg

カビ×藍染はとても大変です。

藍染×還元漂白はいける!とアドバイスを頂き、今後どこまできれいになるのでしょうか?

◆スカートのシミ抜き

20191006_191006_0004.jpg

シミの箇所は

20191006_191006_0005.jpg

取り扱い表示にはポリウレタンが入ってるとのこと。

ポリウレタンが入ってると、色がはげてしまうとなかなか色修正できません、色を弾いてしまい。。

なので脱色をはがさないようにシミ抜きをしていかないといけません。

 

多少すれている場所を大堀講師に色修正していただきました。

20191006_191006_0008.jpg

◆襦袢(絽)の襟汚れのシミ抜き

20191006_191006_0003.jpg

一度可炭酸漂白をしたようですが、薄くなった程度だそう。

皆さんからご意見いただいて、もう少し強めの処理をしていく、という方向で決まりました。

◆半纏の色移りのシミ抜き
20191006_191006_0010.jpg

20191006_191006_0001.jpg

ここまできれいになったそうですが、これもまた皆さんから色々な意見をいただいてベストなシミ抜き方法を模索していきました。

◆鞄のシミ抜き(色移り?)

20191006_191006_0009.jpg

一度水洗いしたら、こんなに色が出た?のか、もともと下の色が出てきたのか。

翌月の講習会で現物処理を行おう!となりました。

乞うご期待!

そして翌月の話し合い。

貝瀬指導員からの差し入れでデザートタイム♪

20191006_191006_0002.jpg

このように、日々の現物を持ち寄り、相談・解決していくことが一番の会の強みです。

 

2019年10月06日 (63日前)

本日は諸事情により短めの講習会となりました。

主には現物処理でした。

◆今回持ち込まれた現物

○後藤→ニスがついたというレーヨンのブラウス。

生地と生地が張り付いてしまっているのと、デリケートな素材のためジメチルアルコールだと溶ける恐れがあると話し合われて返品をおすすめ。

○近→預かった時には真っ平らに仕上げられていた絞りの絹の帯の復元。

絞りがあったはずの場所以外をタオルでガードして、ノリを溶かしたぬるま湯と浸透目的のアルコールを少々スプレーに入れて噴射。

もし色が出るようなら酢酸で色止め。それで戻ればいいなと自工場にての処理となり、持ち帰り。

○若井→洗いで爆発したペンのインクがついた白衣。大堀さんの指導を受けながら金子さんが処理。
(こういうところが技術向上に繋がりますね!!)

1.古い汚れだったからか普通の油性処理をしても中々落ちなかったので大堀さん特性のオリジナル墨落としを使ってやっと半分まで薄まる。

◎ここでのコツはシミ抜き液をつけてから反応するまで少し待ってからヘラでしごくこと。

2.石鹸を塗って濡らして揉んでソノフラッシュで水性処理。

水性のインクだったのか繰り返し処理することで殆ど見えなくなる。

◎ここでのコツは石鹸が泡立つくらいに揉んでからたたき落とすこと。
丈夫な綿ポリ素材だからそこまでやってもOK

3.蒸気の出る器具の上に白衣をのせて溶いたミラクルを筆でつけて漂白処理後終了(ただ2の時点でほぼ落ちてたので見た目上の変化は個人的によく分かりませんでした。)

91みやび活動報告_190923_0007.jpg

91みやび活動報告_190923_0006.jpg

91みやび活動報告_190923_0005.jpg

91みやび活動報告_190923_0008.jpg

ここまできれいに落ちました!!

S__78176305.jpg

ただ、インクのシミ抜きはかなり手間がかかるため料金も結構とられます(^_^;)

まずはつけないよう注意ですね!!

2019年09月23日 (75日前)

織姫と彦星が出会うロマンチックな今日にも関わらず、みやび洗い会では熱い講習会が開かれました。

◆主題は大堀指導員による革の講習会
過去の事例をお持ち頂き、吹付を実践して頂きました。

~染料を作っている工程~
みやび_190713_0007.jpg

状況、ものにより、ハケ塗り、もしくはエアスプレーで吹付していきます。

◆現物処理

実際に会員が持っていたものを教材に処理していきました。

今回は主に事例の紹介って記事になります(*´∀`*)

~顔料修正~

〇革のウェストポーチ

長年使い込み、革が白く、そしてひび割れに。

しかし、かなり良い感じに直りました!!

みやび_190713_0004.jpg

〇クロムハーツの革の長財布

どうしても端っこなどが擦れて汚れて黒ずんできちゃいますよね。

そんなのも顔料を塗っていく事でここまで白さが戻っちゃうという・・・

改めてみてもすごい・・

ちなみに、白といっても微妙な白なので色の調合がかなり手間とセンスが必要です。

みやび_190713_0002.jpg

 

〇時計の革ベルト

なんと時計の革ベルトもいけちゃんです!

革ベルトもよく触られる部分なので色が薄れていってしまう傾向があるように感じます。

まさか、クリーニング店で、時計もきれいになるとは!!

みやび_190713_0005.jpg

 

~メンテナンス~

革はだんだん油分を失い、色が薄くなったり、傷ができてしまったり、最終的にはひび割れを起こします。

そうなってくる前に、わざわざ色を塗ってあげなくても、オイルを塗りこむメンテナンスをしてあげるだけでも、かなり蘇ります!

〇革財布(茶)

傷が見事に目立たなくなりました!!

みやび_190713_0001.jpg

〇革ベルト(茶)

革ベルトもよく擦れてしまうため、すぐ状態が悪くなりがちです。

ベルトもここまで潤いが戻りました!

みやび_190713_0006.jpg

 

◆帽子の臭い取り

わきが臭や、帽子の汗をかいた皮脂の臭いを「ミョウバン」でとります!

ん~臭いがとれた!

みやび_190713_0003.jpg

 

点数が減っている今、クリーニング屋さんも、いろいろ変化していかなければなりません。

今後も修練してまいります!

今回記事を担当させて頂きましたのは柏崎市内のシミ抜きはお任せ!北陸クリーニング工場です。

2019年07月13日 (148日前)

新元号「令和」になりまして初の活動報告です、4番平川に代わりましてピンチ筆者の土田がお送りします。

5月の今回は新潟市中央区古町通7番町にお店があります呉服屋「和gen」から店主の佐藤圭三さんを講師にお招きしての講習会となりました。

みやび5月_190520_0010.jpg

襟付きシャツの上から着物という書生スタイルで現れた佐藤さん!着物を売る側の人間として、世間の方に着物をもっと気軽に着てもらいたいという願いからご自身も普段から着ているのだそうです。

なぜそう願うのか?

着物といえば一般的に

・高い

・着付けが難しい

・脱いだ後の畳み方も分からない

・自分で洗えないから汚したくない

・ファッション性が無い

・着る機会が少ない

等々取り扱いの難しいイメージが強く、例え持っていても自前のものを出さずに敢えてレンタルする人が今は多いのだとか。

それによって20年前とは打って変わって娘さんが生まれたら自然と買ってあげるという家庭が減り、塩沢ほど上質な着物の産地でも担い手枯渇に悩み、和裁士さんも絹すらも殆どが海外頼りになり・・・

と業界としての苦境を沢山教えて頂きました。

 

新潟県は着物の生産数が京都に次いで2位なのだそうです。

伝統工芸品も全国3位で17品目あり、その内7品目が塩沢紬や小千谷縮といった織物・・・!

なのにそれらが失われつつあるのは悲しいことです。

せめてクリーニング屋さんとしてお手入れの面から少しでも敷居を低くするお役に立てたらなと思った講習会となりました。

今回はGW中にも関わらず和gen佐藤圭三さんに講師にお越し頂きまして改めてありがとうございました!

 

和genさんのオフィシャルHPには店内の様子や店員さんの紹介までされています。

和gen(わげん)です。

みやび5月_190520_0009.jpg

雑貨屋さんの様な明るい雰囲気のお店なので気になった方は是非一度足をお運び頂けたらなと思います。

~午後~

◆貝瀬指導員からのアドバイス!

今流行りのシームレスダウンの劣化が2件確認されたとの事。来年は気を付けるべし。

◆100万円もする加賀友禅の着物のシミをみて・・

後藤さん持ち込みの加賀友禅についたシミを見て、こういうのは成人式の日に酔っ払いが汚い手で肩とか背中とか触って来るから付くんだ。

俺らはそういうのを汚れから読み取らなきゃ余計な事してしまうんだからちゃんと考えなきゃいけないよ。

着て汚れる場所も想像してシミ抜きに挑む事が重要!!

 

◆山羊皮のダウン???
みやび5月_190520_0003.jpg
貝瀬さん「これ何だと思う?」

滝沢さん「白っちゃけてますね」

「絹ですか?」「絹?」「絹ですかね?」

貝瀬さん「違うよ」

後藤さん「スエードでしょ?」

土田「え・・・ダウンでやぎ革?初めて見たこんなの」

貝瀬さん「これいくらすると思う?」

若井さん「アルマーニ・・・20万でも買えるかな」

後藤さん「30万!」

貝瀬さん「これアウトレット品だから25万だけど元は50万だ」

若井さん「確かに洗濯表示の端が目印で切られてますね」

貝瀬さん「お客さんからアウトレットと正直に教えてもらえてたから良いけど、これは洗えないから」

柳澤さん「そう!だから俺も一個一個ちゃんと洗濯表示見るようにしてる」

貝瀬さん「袖の部分はポリエステルだからそこのシミだけ落として、縫い目から飛び出てるダウンを一本一本抜いて、スエード用のブラシで革全体を下から優しく梳かしてっていうように洗うんだ」

宮路さん「いいお客さんが沢山いていいですね・・・」

という一幕

みやび5月_190520_0002.jpg

みやび5月_190520_0001.jpg

 

このように一回も見たことない、高級品が突然出たりします。

そんな時に、これで大丈夫でしょって簡単にクリーニングしてしまうのは絶対ダメ!

思わぬリスクがあったりします。

いざそうなってしまわないように、会員同士、珍しいもの、手の込んだ品物、高級品など、共有しあっています。

 

春の繁忙期、しまって営業していきましょーヽ(´▽`)/

まいど!ピンチヒッター土田でした♪

2019年05月20日 (201日前)

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21

このページの先頭へ