本日の講習会

◆講習内容

〇石油系ドライクリーニングで使う【ソープ】についての実験

どういう実験かといと・・

スーツなど水で洗えない品物のクリーニングは通常【ドライクリーニング】でクリーニングされます。

ドライクリーニングとは・・簡単に言うと、有機溶剤という特殊な溶剤を使ったクリーニング方法、デリケートな衣類に適したクリーニング方法です。

ソープとは・・要は洗剤の役目。

ドライクリーニングの溶剤だけでは、汚れの落ちが悪いため、ソープ(洗剤的役割)を適量入れ機械をまわすことで、汚れの落ちをよくするのですが、

ここでひとつ弱点が。

実は水が大敵。

ご存知のとおり、水と油は混じりません。

空気中の水分が多かったり、衣類が濡れてしまっていたり、(要は、溶剤やソープの中に水が入り込んでしまうと)、弊害げ出てしまうんです。

①衣類がシワになる

②濃い色が出てしまい、他の衣類に色移り(移染)してしまう

だから水は大敵なんです。

※あえて水を加えてクリーニングする裏技もあるのですが、ここでは秘密。

ここで使うソープの役目のひとつに、どれだけ【水を抱けるか】ということがあげられます。

専門用語のため、詳しくなおすと、どこまでの水が入り込むまでは安全にクリーニングできるか、逆にどれだけ水が入り込んだら安全にクリーニングできなくなってしまうか、ということ。

その基準を明確にする事が目的であり、ドライクリーニングの特性を改めて認識し、安全にクリーニングが行える基準を明確にするために今回の実験が行われました。

 

~~実験~~

①ソープを200CC用意します。

②水を10CCずつ入れていきます。

③経過観察(乳化という現象を起こしたら、そこが水を抱ける限界という事)

これによってそのソープが水を抱ける量が多いか(安全か)、漠然とした言い回しですが、良いソープか、ということがわかります。

これが各自持ち寄ったソープ、

 

元のソープ

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乳化後のソープ

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実験結果がこちら↓

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写真をご覧いただくと、なんと110CCも水を抱けたソープが!!!

みんなどこのメーカーだ?なんのソープだ?と興味津津でした。

 

どこのソープか知りたい方は、(クリーニング屋さん)はぜひ、当みやび洗いまで。

会員募集中です~一緒にシミ抜きを勉強していきましょう!

 

◆着物の仕上げの講習

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着物、袴と、どういう風な流れで仕上げをしていけばいいか、きれいに仕上げられるかなど、議論しあいながら、進めていきました。

 

当みやび洗いにはとてつもない技術を持つ人が数多く在籍しております。

お困りごとの際はぜひお問い合わせください(^^)

★今回の記事を担当したのは★

北陸クリーニング工場(新潟県柏崎市)の平川です。

2017年05月08日 (1年前)

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