3月の講習会報告(小林清吾先生の講習)
みやび洗しみ抜研精会、3月の講習会は
静岡の「日本しみ抜き研究会」会長、小林清吾先生をお迎えしての講習会となりました。
小林先生の講習会は、毎年3月の恒例講習会となり行われておりますが、
毎回、最新の情報やしみ抜きの新薬剤、しみ抜き技術など、大変貴重な講習内容となるため
いつもよりも増して、集合時間前に集まる会員達の姿が多く見られました。
それに、話が盛り上がってくると・・・・
本当はナイショにしておく筈だった「話」や「薬品」までプレゼントしてくれるのが、毎回の楽しみでもあります。
これも毎回恒例となっている「現物実技講習」ですが、
会員それぞれのお店でお預かりした超難題しみ抜き品を持ち寄り、
小林先生がどの様にして処理して行くのか!?を講義して頂くのも大変参考となります。
各自それぞれしみ抜き技術を持った会員達ですが、
自分の処理方法とは違う技術や薬剤にふれる事で、新しい発見や技術習得となります。
今回の講習で小林先生の作業内容を見ていて気付く事は
同じ”薬剤”を使用しているのに”効果の差”が現れることに不思議さを感じ、
改めて「基本処理の大切さ」を痛感させられました。
上の画像も今回紹介して頂いたスレ直しの「新テクニック」です。
品物に出来てしまった”スレ”の修正方法(こちら )は以前にも講習して頂きましたが、
品物によってはスレ直しした箇所と正常な部分とでは、違和感がでてしまいがちです。
そんな時、ある”モノ”を使い、ちょっとした”下準備”をすることにより
修正後の仕上がりの状態が格段に良くなります。
このテクニックを見ていた会員からは、驚きと感心の表情が見られ、
とても満足した講習会になった事でしょう。
小林先生、有難う御座いました。
2010年03月17日 (14年前)