2019.10.6講習会 現物処理
10月に入り肌寒くなりましたね。
今回も秋物に備え講習会が始まりました。
今年の各会員や商材屋さんの工場で講習会を行う方向性で講習会を開催してます。
次回に備え、「ドライクリーニングの注意点や漂白の仕方」の事前講習を行いました。
後には現物処理。
◆カビの生えた藍染ののれんのシミ抜き
カビ×藍染はとても大変です。
藍染×還元漂白はいける!とアドバイスを頂き、今後どこまできれいになるのでしょうか?
◆スカートのシミ抜き
シミの箇所は
取り扱い表示にはポリウレタンが入ってるとのこと。
ポリウレタンが入ってると、色がはげてしまうとなかなか色修正できません、色を弾いてしまい。。
なので脱色をはがさないようにシミ抜きをしていかないといけません。
多少すれている場所を大堀講師に色修正していただきました。
◆襦袢(絽)の襟汚れのシミ抜き
一度可炭酸漂白をしたようですが、薄くなった程度だそう。
皆さんからご意見いただいて、もう少し強めの処理をしていく、という方向で決まりました。
◆半纏の色移りのシミ抜き
ここまできれいになったそうですが、これもまた皆さんから色々な意見をいただいてベストなシミ抜き方法を模索していきました。
◆鞄のシミ抜き(色移り?)
一度水洗いしたら、こんなに色が出た?のか、もともと下の色が出てきたのか。
翌月の講習会で現物処理を行おう!となりました。
乞うご期待!
そして翌月の話し合い。
貝瀬指導員からの差し入れでデザートタイム♪
このように、日々の現物を持ち寄り、相談・解決していくことが一番の会の強みです。
2019年10月06日 (4年前)