本日は諸事情により短めの講習会となりました。

主には現物処理でした。

◆今回持ち込まれた現物

○後藤→ニスがついたというレーヨンのブラウス。

生地と生地が張り付いてしまっているのと、デリケートな素材のためジメチルアルコールだと溶ける恐れがあると話し合われて返品をおすすめ。

○近→預かった時には真っ平らに仕上げられていた絞りの絹の帯の復元。

絞りがあったはずの場所以外をタオルでガードして、ノリを溶かしたぬるま湯と浸透目的のアルコールを少々スプレーに入れて噴射。

もし色が出るようなら酢酸で色止め。それで戻ればいいなと自工場にての処理となり、持ち帰り。

○若井→洗いで爆発したペンのインクがついた白衣。大堀さんの指導を受けながら金子さんが処理。
(こういうところが技術向上に繋がりますね!!)

1.古い汚れだったからか普通の油性処理をしても中々落ちなかったので大堀さん特性のオリジナル墨落としを使ってやっと半分まで薄まる。

◎ここでのコツはシミ抜き液をつけてから反応するまで少し待ってからヘラでしごくこと。

2.石鹸を塗って濡らして揉んでソノフラッシュで水性処理。

水性のインクだったのか繰り返し処理することで殆ど見えなくなる。

◎ここでのコツは石鹸が泡立つくらいに揉んでからたたき落とすこと。
丈夫な綿ポリ素材だからそこまでやってもOK

3.蒸気の出る器具の上に白衣をのせて溶いたミラクルを筆でつけて漂白処理後終了(ただ2の時点でほぼ落ちてたので見た目上の変化は個人的によく分かりませんでした。)

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ここまできれいに落ちました!!

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ただ、インクのシミ抜きはかなり手間がかかるため料金も結構とられます(^_^;)

まずはつけないよう注意ですね!!

2019年09月23日 (158日前)

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