2018.6.2 講習会 現物処理・ドライ石油系の講座
6月に入り、春の衣替えも終盤。。
そんな中迎えた講習会です。
◆オススメの商品紹介
こんなのあると便利だよ!という商品を貝瀬指導員よりアドバイス頂きました。
・カッチペン
黒い礼服など、時々点のような脱色跡、糸の脱色などがちらほら見られます。
その時に、色の合うペンで少し色修正する事ができる便利なペンです。
同じ黒でも、色んな色の黒がありますから、黒でも色んな種類のペンを揃えておくことがオススメ!
・家庭用向け洗剤
これは一般消費者目線としては、オススメしたい洗剤です。
家庭用洗濯で課題になるのは、ドライコースによるデリケート洗い。
縮んでしまった!
色が移ってしまった!
などよく聞きます。
クリーニング工場で揃っている、防縮剤(縮ませない成分)、移染防止剤(色移りを防ぐ成分)が入っているため、まさに、クリーニング工場で洗っているやり方が、家庭でもできますよ!って優れもの。
・プラズマクラスター
詳しくは書きませんが、脱臭効果を高めるためには持っておいた方がいい一品。
◆ドライクリーニング(石油系)の講義
〜現物処理〜
◆シルクのコートのスレ直し
水洗いのワッシャーで回してしまい、白くスレが発生してしまった事例
【処置内容】
流動パラフィンを塗布
◆白のセーターを過炭酸で漂白してしまい、黄色くなってしまった
漂白により、地の色が出てしまった事例。
【処置内容】
還元漂白
◆ネクタイの黄変
塩素系漂白をしてしまった
【処置内容】
油が酸化しているため、まずはどんだけやるかってくらい油性処理
マルセル石鹸で洗浄
酸で濯ぐ
過炭酸漂白or過水漂白
2018年06月03日 (5年前)